5/1 植物園定例観察会、花、手打ちそば岳
5月1日(日)戸隠森林植物園ボランティアの会、定例観察会に参加。
プロフェッショナルなみなさんによるゼイタクなガイドツアーです。
ガイドの有無で世界は変わって見えるという典型かと思います。
幻の戸隠のさかさ川に生息する天然記念物カワシンジュガイを、きちんと目視することができました。
川真珠貝!なんという自然!
冬の終わりの何もないと見える世界も、彼らにかかると色彩豊かな生命の表現だとわかります。
樹には名前があり、花には季節があり、芽吹きには力があり、風景には理由があります。
話題に出た野鳥は12種、植物は60種以上でした。
半端ない知識の奔流です。
ビオトープ、クロサンショウウオの卵塊。
もうじき孵化しそう。
ヤマアカガエルのオタマジャクシは、掬えそうでした。
生き物の変化が、丁寧な観察の中に見出されます。
スミレサイシン
スミレは種類が多いので難しいです。
シラネアオイ。
高妻山登山道に蜿々と咲いているのは天上の世界。
オオカメノキ。
白いのは、花に見えて花ではないそうです。
水芭蕉は、最盛期。
野に敷き詰めた紫が、ヤマエンゴサクの群生とか、イチリンソウのこんもりした山とか、
カタクリとミズバショウ・リュウキンカのコントラストとか、
いま一瞬の春の色彩を堪能します。
遅いお昼は、牧場入り口「手打ちそば 岳」
そばとしてはマイベストなざるそばに、ようやく再会です。
そば、それぞれ実に美味しい。
季節の前菜も、心づくしのメニューも、選り好みの日本酒も、ここならでは。
戸隠の良いところ巡りの一日でした!
全開のミズバショウで、圧巻のひと時です。
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