5/1 植物園定例観察会、花、手打ちそば岳

zustam

2016年05月01日 19:44

5月1日(日)戸隠森林植物園ボランティアの会、定例観察会に参加。
プロフェッショナルなみなさんによるゼイタクなガイドツアーです。
ガイドの有無で世界は変わって見えるという典型かと思います。

幻の戸隠のさかさ川に生息する天然記念物カワシンジュガイを、きちんと目視することができました。
川真珠貝!なんという自然!

冬の終わりの何もないと見える世界も、彼らにかかると色彩豊かな生命の表現だとわかります。
樹には名前があり、花には季節があり、芽吹きには力があり、風景には理由があります。

話題に出た野鳥は12種、植物は60種以上でした。
半端ない知識の奔流です。
ビオトープ、クロサンショウウオの卵塊。
もうじき孵化しそう。

ヤマアカガエルのオタマジャクシは、掬えそうでした。
生き物の変化が、丁寧な観察の中に見出されます。


スミレサイシン
スミレは種類が多いので難しいです。

シラネアオイ。
高妻山登山道に蜿々と咲いているのは天上の世界。

オオカメノキ。
白いのは、花に見えて花ではないそうです。
冬のリースにも便利な、自然の不思議。
水芭蕉は、最盛期。
見える限り水芭蕉、という絶景に癒されつつ。

野に敷き詰めた紫が、ヤマエンゴサクの群生とか、イチリンソウのこんもりした山とか、

カタクリとミズバショウ・リュウキンカのコントラストとか、
いま一瞬の春の色彩を堪能します。



遅いお昼は、牧場入り口「手打ちそば 岳」
そばとしてはマイベストなざるそばに、ようやく再会です。

そば、それぞれ実に美味しい。
季節の前菜も、心づくしのメニューも、選り好みの日本酒も、ここならでは。

戸隠の良いところ巡りの一日でした!


全開のミズバショウで、圧巻のひと時です。

関連記事