金魚すくい!こどもたちはみんな夢中!
獅子神楽の奉納。
先日オーケストラ・ソノーレでも演奏された 小山清茂作「管弦楽のための信濃囃子」の原点となった信里(のぶさと)の神楽にもつながっているらしい、親しみ深いお囃子で、気持ちのよいお獅子です。
神事の後は、全員参加のビンゴ(!)、金魚すくい表彰、そして御供撒き!
ここでも御供撒きは、老いも若きも夢中で追いかけます!
こちらの御供は、細長いお餅でした。
すぐ食べられるくらい柔らかい!でも焼いて食べると格別!
お祭りの時に授与されるお守りは、なんとお札とお守り袋が選べるという親切設計!
「このお守りが欲しいけど、袋はあっちの方が可愛いんだよな…」
という悩みにも対応します!
御守り袋のデザインがそれぞれ可愛くて、いっそう悩みますが!
たくさん山に登れるように「足腰健康御守」を頂きました。
矢本神社の神殿と鳥居を結んだ先には砂鉢山の山頂が見えます。
ここから見ると綺麗な三角錐で、尾倉沢と奈良尾沢などの沢の行き着く先だという地形がよく分かります。
遠くには北アルプス、正面に柵(栃原)を見渡し、飯綱台地が裾花川と出会う要所を見下ろす立地が、素晴らしい!
このところ宮本常一先生の著を読み続けているためか、それぞれの地域の行事の意義や地勢、いまの形に残る歴史などに思いを馳せ、ひとつひとつのお祭りが大事に思えます。
里の方にはちょっとだけよすがが残っている、暮らしと信仰にまつわる諸事が、色濃く感じられるのが戸隠という地だと感じました。