荒倉山系砂鉢山登山
11月5日、戸隠と鬼無里の間に横たわる荒倉山系の砂鉢山へ。
夏に同じ山系の竜光山に行った折に、山先輩のひらさんからリクエストをいただいた企画です。
秋の終わりの里山トレッキングということで、参加者はなんと11人!
多士済々です。
戸隠の荒倉キャンプ場から、林道を上がって登山口へ。
登る人がいない竜光山コースだけど、入り口はとても立派です。
ここからは夏の記憶を頼りにルートファインディング!
(目印は踏み跡のみ…)
登山口から尾根に取り付き、いきなり急登、ほとんど獣道。
登山靴のソールがはがれるというアクシデント発生、しかしテーピングぐるぐるで
応急処置したところ、大丈夫だというので続行。
テーピングテープを備えていることにも、剥がれても登るガッツにも感嘆。
今後ザックの必需品にせねば。
再開後すぐ、「ミニ蟻の塔渡り」に遭遇。
細い岩尾根は、真ん中に見事な亀裂が!
アスレチック気分で渡ります。
獣道の合間に巨岩がちらほらあり、登ったりまいたりして林道に合流。
この先の竜虎トンネル近くの登山口がスタンダードだけど、あえて再び山へ入る。
ここからはクサリ場も登場。
里山らしい落ち葉の中をさくさくと行くのは気持ちがいいです。
物見岩?で集合。アルミのハシゴが!
高度感のあるハシゴです。
いくつかの岩とクサリを経て舟岩。
やはりすばらしい眺め。
飯縄山の裾野が染まり、とてもきれいでした。
目立たない竜光山山頂から、急降下。
安堵が峰からは、目印の多い砂鉢山の登山道です。
景色を見る余裕も(笑)
稜線が上り下りしつつ、行場の頂(石仏と主三角点のある1,400.1m地点)へ到達。
普段より西よりで、戸隠の西岳と高妻が重なる眺め。
霧見岳(四等三角点のある1,400.7m)を経て山頂へ。
荒倉山系の最高点、砂鉢山1,431.6m。
北アルプスも稜線がきれいです。
休憩した後に下山開始、来た道を戻る。
下りの難所は、岩と木の根の壁。
「降りま~す」
見上げます。長いです。
安堵が峰から紅葉の岩屋コースへ入ります。
さすが鬼女紅葉の里、紅葉の季節は雰囲気が良いですね。
遊歩道の紅葉はもう少しかなというところ。
竜光山コースは、変化に富み、戸隠山の練習になる楽しいルートです。
もうちょっと目印が欲しいけど!
ひらさんのブログ記録
http://blogs.yahoo.co.jp/mikio3540/39132050.html
にぎやかな山行でした♪
820荒倉キャンプ場発
940舟岩
1050安堵が峰
1200霧見岳
1250砂鉢山
1500安堵が峰
1510紅葉の岩屋
1540荒倉キャンプ場
竜光山コース2:20(登山地図には30分とあるけど、1時間はかかる)
安堵が峰~砂鉢山2:20(片道)
砂鉢山には戸隠の田頭地区からの尾倉沢コース、鬼無里のふるさとの館からのコースもあります。
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