荒倉山系砂鉢山登山

zustam

2011年11月15日 19:27


 11月5日、戸隠と鬼無里の間に横たわる荒倉山系の砂鉢山へ。
 夏に同じ山系の竜光山に行った折に、山先輩のひらさんからリクエストをいただいた企画です。

 秋の終わりの里山トレッキングということで、参加者はなんと11人!
 多士済々です。


 戸隠の荒倉キャンプ場から、林道を上がって登山口へ。

 登る人がいない竜光山コースだけど、入り口はとても立派です。
 ここからは夏の記憶を頼りにルートファインディング!
(目印は踏み跡のみ…)

 登山口から尾根に取り付き、いきなり急登、ほとんど獣道。
 登山靴のソールがはがれるというアクシデント発生、しかしテーピングぐるぐるで
応急処置したところ、大丈夫だというので続行。
 テーピングテープを備えていることにも、剥がれても登るガッツにも感嘆。
 今後ザックの必需品にせねば。

 再開後すぐ、「ミニ蟻の塔渡り」に遭遇。
 細い岩尾根は、真ん中に見事な亀裂が!

 アスレチック気分で渡ります。

 獣道の合間に巨岩がちらほらあり、登ったりまいたりして林道に合流。
 この先の竜虎トンネル近くの登山口がスタンダードだけど、あえて再び山へ入る。

 ここからはクサリ場も登場。


 里山らしい落ち葉の中をさくさくと行くのは気持ちがいいです。


 物見岩?で集合。アルミのハシゴが!


 高度感のあるハシゴです。

 いくつかの岩とクサリを経て舟岩。
 やはりすばらしい眺め。

 飯縄山の裾野が染まり、とてもきれいでした。

 目立たない竜光山山頂から、急降下。
 安堵が峰からは、目印の多い砂鉢山の登山道です。


 景色を見る余裕も(笑)

 稜線が上り下りしつつ、行場の頂(石仏と主三角点のある1,400.1m地点)へ到達。

 普段より西よりで、戸隠の西岳と高妻が重なる眺め。



 霧見岳(四等三角点のある1,400.7m)を経て山頂へ。


 荒倉山系の最高点、砂鉢山1,431.6m。


 北アルプスも稜線がきれいです。

 休憩した後に下山開始、来た道を戻る。
 下りの難所は、岩と木の根の壁。


「降りま~す」


 見上げます。長いです。

 安堵が峰から紅葉の岩屋コースへ入ります。

 さすが鬼女紅葉の里、紅葉の季節は雰囲気が良いですね。


 遊歩道の紅葉はもう少しかなというところ。

 竜光山コースは、変化に富み、戸隠山の練習になる楽しいルートです。
 もうちょっと目印が欲しいけど!


ひらさんのブログ記録
http://blogs.yahoo.co.jp/mikio3540/39132050.html
にぎやかな山行でした♪

820荒倉キャンプ場発
940舟岩
1050安堵が峰
1200霧見岳
1250砂鉢山
1500安堵が峰
1510紅葉の岩屋
1540荒倉キャンプ場

竜光山コース2:20(登山地図には30分とあるけど、1時間はかかる)
安堵が峰~砂鉢山2:20(片道)

 砂鉢山には戸隠の田頭地区からの尾倉沢コース、鬼無里のふるさとの館からのコースもあります。

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