奈良紀行2015年4月(1)
冬の間、「春になったら奈良に行こう」と心に決めていたが、奈良好きな両親も着いてくるというので、三日間の忙しい旅になった。
一人でまったり好きな寺と知人に会いに行こうとしていたが、まあこういう機会もそうないだろうから、一人旅はまた次回。
ほぼ感慨しかない12年ぶりの奈良の備忘録として。
いきなり途中下車の京都駅。大好きな建物。
空中庭園をあがり、美々卯で、「母親が若いころご馳走されて感動した」うどんすき。
我が家のうどんはこの味がベースだと確認。
午後2時、近鉄奈良駅着。
悲喜こもごもの行基像前。屋根がついて、待ち合わせもしやすそう。
今日のホテルは「奈良ホテル」!
あこがれの辰野金吾&両親の新婚旅行の地。
本館の部屋。天井高い、暖炉に襖。
水回りは新し目だが、防音はあまりないらしい。
ヘッドボードも美しい。
メインダイニングの天井。
ベースが日本建築で、意匠も基本は和。
そのダイニングの朝ごはんは、和洋選べます。
洋食は、フレッシュなジュースにはじまり、シリアル、サラダ、卵料理&ベーコンまたはハム、ソーセージ、トーストまたはパンケーキ、などなどと、きちんとしたアメリカンブレックファースト。
バターの容れ物が!銀器がホテルのシグニチャー入り!暖かいオートミールが砂糖とホットミルクでうまい!とか朝から楽しい。
初日はじき夕方なので、タクシーを飛ばして、新薬師寺に。
平安の薬師如来と十二神将が、記憶よりも写真よりも、強い存在でした。
奈良町へ下り「頭塔」。
こういう造形は他には無いのでは無いだろうか。
奈良町界隈はカフェがとても多い。
歩く人が多いのだろう。
路地ごとに風情の違うお店があって、町歩きを楽しくしている。
ぶらりと入ったお店のシフォンが美味しかった。
買うこと、食べることが、旅の大事な要素なのですなあ。
ぶらぶら街を懐かしんだ挙句、観光客っぽく「平宗」で柿の葉寿司。
ついでに鮎寿司。
鮎は顔怖いが、実に美味しかった。
昔はメニュー見て値段の高さに逃げ帰ったが、大人な観光客になったものだ。
猿沢池、ならまちセンターから、奈良ホテルの裏口はとても近かったので便利でした。
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