奈良紀行2015年4月(2)
二日目、レンタカーで南へ。
車がないとなかなか行けないので、何はともあれ元気なうちに。
金堂は特別拝観中で、大好きな十一面観音をはじめ、いつもよりも近い距離で堪能できます。
いい仏像が多くて、30分くらい、あっという間に経ちますな。
奥の院へ。
何があるわけではないけれど、とにかく行かずにはおられない。
弘法堂に「南無大師偏照金剛」の蝋燭を灯す。
桜の花が散りつつ、シャクナゲはまだ早い春の気候。
山門前のおいしい蕎麦屋が閉まっていてたいそう残念。
とろろそば食べたかった…
回廊の美しい長谷寺。
ぼたんには少々早い。
こちらも特別拝観中で、本尊十一面観音と縁を結ぶ内陣へ。
予備知識なしにいったので、身の丈10m超の十一面観音の足元にいきなり出たときは、不意に大仏信仰の肝心を体感してしまった。
大きいということは、衆生の救いの約束だ。
飛鳥へ。
大仏巡りの感になってきたが、飛鳥大仏は美しい。
個人の信仰から、国家仏教へ。
遡る仏像の旅〜
石舞台も寄って、奈良へ戻る。
入場料、駐車場を何回払ったのだろう。
辟易とするけど、文化財保護は大変だろうと、奈良の諸寺社旧跡の不断の努力を思いやる。
食事処の少ない近鉄奈良駅周辺をさまよって、夕食。
両親と別れて、昔馴染みの店にいこうとしたが満席だったので、一人飲みできそうな駅前の店でひたすらビール。
トリッパ美味しかった。
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