4月18日(月)善光寺
折にふれお詣りする場所、祈りを捧げて心身を整える。

平日だけどけっこう人が歩いている。
桜には遅かったが、忠霊殿前の椿がとてもきれい。

レトロモダンなインテリアが美しい「八幡屋礒五郎 横町カフェ」


善光寺界隈の味噌屋さんの味噌を日替わりで使う「信州味噌スープセット」
味噌は味噌屋ですな。
二日酔いにちょうど良い優しさ!
各種七味をお好みで。



タグ :善光寺

最終日!
朝からタクシー飛ばして東大寺戒壇堂!
戒壇院の四天王像が、目的地その1。
学生生活をこの地にした理由でもある。

照明をLEDにしたそうで、すみずみまで見やすくなっていた。
登壇しなくても、距離感が近く、たとえようもなく幸福な時間をもたらす。
どれだけ見ても、見飽きることはないが、脳裏に焼き付けておく。
再訪を祈念しつつ。
雨が当たってきて、時間もないので大仏殿は外側から。



鹿、強い。


法華堂から二月堂。
日光月光のいない法華堂…!
でも確かにもともとここにあったわけではない(戒壇院の四天王もだけど)ので、仕方がない。
不空羂索観音素晴らしい。
日光月光を追って東大寺ミュージアムへ。
いちいち入場料高いけど、見やすいのでいいけど、共通パスとか無いのか?

ランチは、はるばる「カフェ・タンネ」さんへ。


おいしいご飯食べるところは、観光地には意外に無い。

素材を活かした丁寧なごはん。
どれもこれもおいしい。

いい雰囲気で、いい締めとなりました〜

駆け足でしたが、12年間、見たかった仏像を結んでルートにしました。
何度見ても良いものは良い。
次はもうちょっとゆっくり回りたいものです。

二日目、レンタカーで南へ。
旅の目的地その2、室生寺。

車がないとなかなか行けないので、何はともあれ元気なうちに。


金堂は特別拝観中で、大好きな十一面観音をはじめ、いつもよりも近い距離で堪能できます。
いい仏像が多くて、30分くらい、あっという間に経ちますな。
奥の院へ。
何があるわけではないけれど、とにかく行かずにはおられない。
弘法堂に「南無大師偏照金剛」の蝋燭を灯す。


桜の花が散りつつ、シャクナゲはまだ早い春の気候。
山門前のおいしい蕎麦屋が閉まっていてたいそう残念。
とろろそば食べたかった…

回廊の美しい長谷寺。
ぼたんには少々早い。
こちらも特別拝観中で、本尊十一面観音と縁を結ぶ内陣へ。
予備知識なしにいったので、身の丈10m超の十一面観音の足元にいきなり出たときは、不意に大仏信仰の肝心を体感してしまった。
大きいということは、衆生の救いの約束だ。

飛鳥へ。
大仏巡りの感になってきたが、飛鳥大仏は美しい。
個人の信仰から、国家仏教へ。
遡る仏像の旅〜

石舞台も寄って、奈良へ戻る。
入場料、駐車場を何回払ったのだろう。
辟易とするけど、文化財保護は大変だろうと、奈良の諸寺社旧跡の不断の努力を思いやる。


食事処の少ない近鉄奈良駅周辺をさまよって、夕食。
両親と別れて、昔馴染みの店にいこうとしたが満席だったので、一人飲みできそうな駅前の店でひたすらビール。
トリッパ美味しかった。


冬の間、「春になったら奈良に行こう」と心に決めていたが、奈良好きな両親も着いてくるというので、三日間の忙しい旅になった。
一人でまったり好きな寺と知人に会いに行こうとしていたが、まあこういう機会もそうないだろうから、一人旅はまた次回。
ほぼ感慨しかない12年ぶりの奈良の備忘録として。

いきなり途中下車の京都駅。大好きな建物。
空中庭園をあがり、美々卯で、「母親が若いころご馳走されて感動した」うどんすき。
我が家のうどんはこの味がベースだと確認。

午後2時、近鉄奈良駅着。
悲喜こもごもの行基像前。屋根がついて、待ち合わせもしやすそう。


今日のホテルは「奈良ホテル」!
あこがれの辰野金吾&両親の新婚旅行の地。



 
本館の部屋。天井高い、暖炉に襖。
水回りは新し目だが、防音はあまりないらしい。
ヘッドボードも美しい。


メインダイニングの天井。
ベースが日本建築で、意匠も基本は和。

そのダイニングの朝ごはんは、和洋選べます。
洋食は、フレッシュなジュースにはじまり、シリアル、サラダ、卵料理&ベーコンまたはハム、ソーセージ、トーストまたはパンケーキ、などなどと、きちんとしたアメリカンブレックファースト。
バターの容れ物が!銀器がホテルのシグニチャー入り!暖かいオートミールが砂糖とホットミルクでうまい!とか朝から楽しい。


初日はじき夕方なので、タクシーを飛ばして、新薬師寺に。
平安の薬師如来と十二神将が、記憶よりも写真よりも、強い存在でした。
奈良町へ下り「頭塔」。
こういう造形は他には無いのでは無いだろうか。
奈良町界隈はカフェがとても多い。
歩く人が多いのだろう。
路地ごとに風情の違うお店があって、町歩きを楽しくしている。

ぶらりと入ったお店のシフォンが美味しかった。
買うこと、食べることが、旅の大事な要素なのですなあ。

ぶらぶら街を懐かしんだ挙句、観光客っぽく「平宗」で柿の葉寿司。
ついでに鮎寿司。
鮎は顔怖いが、実に美味しかった。
昔はメニュー見て値段の高さに逃げ帰ったが、大人な観光客になったものだ。

猿沢池、ならまちセンターから、奈良ホテルの裏口はとても近かったので便利でした。


縁あって、戸隠に暮らしはじめました。

まだまだ冬の戸隠ですが、春の到来に向けて融けだしている風景が
日々季節を行きつ戻りつしています。

高妻山にあがる雪煙がまばゆい。



これまでのブログはこちら

http://zustam.blog71.fc2.com


ここからブログタイトルは
ソスサシゼ(そうだスキーに再挑戦しようぜ)

ソヤイゼ(そうだ山に行こうぜ)

ソトクラ(そうだ戸隠に暮らそう)
となっています。

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「人口減少社会において中山間地域の活性化には、移住交流の促進や里山暮らしの再発見が大事」といった視点に対し、そもそも山の方に住むってどういうことかなを体感する戸隠暮らしもなんと5年目となりました。
この暮らしの豊かさと、自然の美しさ、ちょっと不便が創意工夫を生むこと、先人の知恵と歴史の厚みなどなどを、日々の発見とともに記録していきたいと思います。
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