2016/08/21
黒姫山という山は、このあたりには三座あるのだが、信濃の黒姫山のほかは、新潟県の青梅黒姫山と刈羽黒姫山である。
ということで、刈羽黒姫山へ。

長野からは、117号線で約3時間。
柏崎市高柳!「荻ノ島かやぶきの里」の環状集落では、日本で一番美味しいお米だと思う稲穂が実っていました!美しい光景。

刈羽黒姫山は、高柳の黒姫キャンプ場から、登り1時間。
いくつかコースがある中で、とてもアクセスが良いのが、今回の磯野辺コース。
登山口の標高は430m、山頂の標高は891m。
米山、八石山とともに刈羽三山と数えられる信仰の山。

山容は険しさもあるが、登山道はゆるい尾根道。
地元の人の整備や案内がきちんとしていて登りやすい。


水と機織りの神として信仰を集めているとのこと。

黒姫神?

そばには三十三観音の石仏があり、山頂には二つの石祠と不動明王が祀られている。

山の反対側に「黒姫神社」があり、古くから黒姫山を祀っている(一説には応永2年(1395年)の記述も)が、高柳側にも、黒姫社があった。

如意輪観音は、柏崎では黒姫神またはミズハノメカミの本地仏だそう。
さて、この鵜川神社の里宮は、柏崎市の街中にある「鵜川神社」だという。
この鵜川神社は『延喜式神名帳』にも比定される古い神社で、黒姫山を水源とする鵜川の水の恵みを祀るものが由来という。
その祭神は、誉田別尊、配神は息長足姫尊、玉依姫尊、菅原道眞、素盞嗚尊、稻田姫命とのことだが、黒姫神でもミズハノメカミでも奴奈川姫でもない。

ということで、刈羽黒姫山へ。

長野からは、117号線で約3時間。
柏崎市高柳!「荻ノ島かやぶきの里」の環状集落では、日本で一番美味しいお米だと思う稲穂が実っていました!美しい光景。

刈羽黒姫山は、高柳の黒姫キャンプ場から、登り1時間。
いくつかコースがある中で、とてもアクセスが良いのが、今回の磯野辺コース。
登山口の標高は430m、山頂の標高は891m。
米山、八石山とともに刈羽三山と数えられる信仰の山。
1時間は登山としては短いが、この山に登るためによく開かれているという感じ。

山容は険しさもあるが、登山道はゆるい尾根道。
地元の人の整備や案内がきちんとしていて登りやすい。

ブナ林が美しい。


9号目には「鵜川神社」が祀られている。
祭神は「ミズハノメカミ」と「黒姫神」
祭神は「ミズハノメカミ」と「黒姫神」

水と機織りの神として信仰を集めているとのこと。

黒姫神?

そばには三十三観音の石仏があり、山頂には二つの石祠と不動明王が祀られている。
古くからの信仰が伺える姿である。

山の反対側に「黒姫神社」があり、古くから黒姫山を祀っている(一説には応永2年(1395年)の記述も)が、高柳側にも、黒姫社があった。

集落の里宮という風情だが、越後三十三番札所の第9番となっていて、祀られているのは「黒姫如意輪観音」でした。
如意輪観音は、柏崎では黒姫神またはミズハノメカミの本地仏だそう。
脱線ですが、この越後三十三観音霊場の第9番は、HPによると柏崎市高柳の広済寺である。
その由来には、黒姫山の信仰と、破損してしまった如意輪観音の仏像の説話があるが、たしかにこの祠の如意輪観音の首は損傷していた。そしてここは広済寺とは少し離れているのだが…地理軸も時間軸も交錯している。
さて、この鵜川神社の里宮は、柏崎市の街中にある「鵜川神社」だという。
この鵜川神社は『延喜式神名帳』にも比定される古い神社で、黒姫山を水源とする鵜川の水の恵みを祀るものが由来という。
その祭神は、誉田別尊、配神は息長足姫尊、玉依姫尊、菅原道眞、素盞嗚尊、稻田姫命とのことだが、黒姫神でもミズハノメカミでも奴奈川姫でもない。
(ウガヤフキアエズという論もあり)
青海黒姫山の黒姫権現は、奴奈川姫のようだが…行ってみないと!
ところで、この柏崎の鵜川神社一帯は「琵琶島城」の一部であり、城主は宇佐美氏という。
あの野尻湖の弁天島(かつては芙蓉湖の琵琶島)で、上杉景勝の実父長尾政景とともに没した宇佐美定満の宇佐美氏である。
この名称のつながりも気になるところ。
ところで、この柏崎の鵜川神社一帯は「琵琶島城」の一部であり、城主は宇佐美氏という。
あの野尻湖の弁天島(かつては芙蓉湖の琵琶島)で、上杉景勝の実父長尾政景とともに没した宇佐美定満の宇佐美氏である。
この名称のつながりも気になるところ。

高柳磯野辺の黒姫社の傍にあった石仏。
読み取れないが愛宕権現?
この辺の石仏も表情豊か。
反対側の級長戸辺神(シナトベノミコト)、珍しい風の神の石仏と刈羽黒姫山の遠景。