5/4 戸隠栃原、宮前神社御柱祭
2016/05/04
5月4日(水) 戸隠栃原は宮前神社(みやさきじんじゃ)、御柱祭が執り行われました。





6年ごとの「諏訪の御柱」が盛大に執り行われていますが、戸隠地区内にも諏訪社が7社あり、それぞれに御柱祭を行っています。

4か村で持ち回り行われる御柱、今年は笹原組から出されます。


4月に山出しされた御柱は男柱と女柱と呼ばれる2本。


晴天に恵まれた、栃原の山あいにラッパが響き渡り、里引きがスタート。

音頭取りの「よいとまけ」の掛け声とともに、ゆっくり笹原の坂を下ります。

長い引き綱を、老若男女引いていきます。
ふだん離れている親類縁者も、お祭りのために集まって、とてもにぎやか!


宮ノ前への坂を登り、


宮前神社へ!


階段の難所を越え、御柱到着。


いよいよ立御柱が行われます。


引き綱でゆっくりと、御柱が立てられていきます。
大きな柱を少しずつ、向きを調整しながら、息を合わせて立てていくのは圧巻!

二本の柱が見事に立って、御柱固め祭の神事によって、御柱が新たになりました。

お祝いの神楽奉納や、御供(ごく)まきなど、にぎやかに続き、まる一日かけて御柱祭が遂行されました。
数え7年に一度、6年ごと行われる御柱祭は、地区としては4回に1回なので24年ぶり。
人力を集めて巨大な御柱を引き、立てるという一大行事。
芽吹きの山谷にお祭りの音が響き、うららかな陽気で、ほのぼのと堪能しました。