10月16日に、志賀高原で池めぐりをしました。

 参考にしたのは、長野県の観光情報から、志賀高原トレッキングコースマップ。
http://www.nagano-tabi.net/sc/treckking/t06.html
 このコースは、行きをリフトで稼ぐので、おおむね下りで歩きやすい。
 逆走するとほとんど登りで、強度差は3倍くらい?

 一周は長いので、硯川の前山スキー場のリフトからスタート。

 すっかり秋色です。

 最初の渋池を過ぎて、ゆるい登り坂を行くと、湿原が見えてくる。

 四十八池と志賀山です。


 湿原の中を行く木道は絵になる。

 四十八池と志賀山神社の鳥居を過ぎると、下りが始まる。
 急な階段を下っていくと、緑の池が見えてくる。


 大沼池です。
 エメラルドグリーンが特徴で、湖畔に立つレストハウスは
「エメラルド大沼」というリングネームのような名前。


 黒姫伝説の相方である大沼池の大蛇は、いまもここに眠っているのでしょうか。


 池を半周して、さまざまに濃淡を変える池の色を堪能したあとは、
紅葉の林道をゆるく下っていく。


 大沼池入り口のバス停から、蓮池へバス乗車。
 硯川への連絡待ちで一時間弱あったので、蓮池を散策。


 予定外だったが、蓮池の紅葉がちょうど良く、時間はあっという間に経過。
 
 田の原湿原や木戸池の景色を楽しみながら、車に戻りひと段落。


 丸池や一沼、琵琶池に立ち寄りつつ、池巡り終了。

 普段道路からしか見ない志賀ですが、一歩奥に入ると美しい景色が
たくさんあると知った散策でした。
 


 10月8日、秋の一大イベント、苗場山2,145.3mへの登山です。
 総勢10名のにぎやかパーティー。 


 恥ずかしながら苗場スキー場と苗場山が違うことを最近まで知りませんでした。
 そんな初の日本百名山、長野県と新潟県の県境に立つ苗場山。
 栄村は秋山郷、小赤沢からの登山です。


 5:00すぎに長野市を出て、8:00前に登山口に到着。
 小赤沢コースの3合目には、広い駐車場とトイレがありますが、
 駐車場すでに各地からの車でいっぱい。
 この山の人気ぶりを実感。


 前日の雨でぬかるむ登山道を上がっていきます。
 木の根や水たまりが滑り、苦戦します。

 雑木林を抜けて、沢筋や水場を渡り、尾根を行く。
 岩場の急登にあえいでいると、下ってくる人から
「もうちょっとでひらけるよ~かんばって」と励まされる。

 ぐっとがんばるとササの尾根が不意に途切れ、
目の前に大湿原が!


 この坪場の高層湿原を見に来たのだが、想像以上の
美しい光景にうっとり。
 無数の池塘は、鏡のように空を映します。


 ここから山頂までは、木道を行く緩やかなのぼり。
(一部キビシイ岩ごろ道)


 天気のよさをあらためて実感しつつ、山頂を目指す。
 展望台や苗場山自然交流センターを見ながら、
営業していない遊仙閣の裏にある山頂票と一等三角点に到着。

 写真も順番待ち…


 どれだけ見ても見飽きない湿原と周囲の山々の絶景を見ながら、
大休止。
 名残りを惜しんで帰路につく。


 下りもぬかるみや木道が滑るのに苦労(派手に転んだ)。
 もともと滑りやすい道だからだろう、丸太の木道にある滑り止めに感謝。


 登る時よりも光線の具合か、山の色づきが濃く、
秋を感じながら、下山。


 聞きしにまさる美しい山でした。

815三合目発
910五合目
1025九合目(小休止)
1130山頂(大休止)
1230山頂発
1320九合目発
1530三合目着

登り3:15下り3:00
山頂の休憩がだいぶ長いが、景色に見とれる時間が長い。


 9月22日には、志賀高原の岩菅山へ登りました。
 
 高天ヶ原スキー場の夏山リフトで東館山山頂へ。

 天気は…雨まじり。


 スキー場は夏の終わりの雰囲気です。

 東館山山頂は、発哺からのゴンドラ駅と植物園があります。
 紅葉が進めば賑わうであろう植物園も、訪れる人はまばら。


 リフトで稼いだ分、おだやかに稜線沿いに進み、寺子屋峰(2,125)や、
赤石山への分岐を通過します。


 雨はやんだので、ガスが晴れると、独特の山の景色が見える。


 ノッキリを過ぎると、急登のはじまり。


 目の前に見える山頂へは、大きな岩がゴロゴロのガレ場。


 角度の急なのにあえぎつつ、一歩一歩進み、ようやく山頂へ。

 広い山頂には、一等三角点と岩菅大権現の祠と避難小屋があります。

 山頂は2,295m。
 信越五岳や、10月のメインイベントである苗場山が見えるであろう眺望は
残念ながらのぞめず…。
 先客(沢登り!)が避難小屋で焚きはじめたストーブがとても魅力的でした。

 下りは、ノッキリから一ノ瀬へ向かいます。

 ゆるやかに林間を下り、水音を近く遠く聞いていくと、
中間点あたりから木道に。

 ひたすら木の階段です。結構一気に下る。

 ついに見えたアライタ沢は、緑の一枚岩を流れる奔流と、その上にかかる一枚の板。

 ぐらぐらしてます。
 休憩がてら、どう渡ったものか悩んでいると、後ろから来たおじさんが、
ほとんど走って通過。
 見習って、えいやあと渡る。落ちなくて良かった!

 あとは、上条用水に沿って平坦な道を行く。

 気分は登山というより散歩…。
 道路の音が聞こえてしばらく行くと、一ノ瀬スキー場に到着。


 930高天ヶ原リフト降り場
1015東館山登山口
1200ノッキリ
1240山頂(1320山頂発)
1445アライタ沢
1600一ノ瀬登山口
 コースタイムの割に負荷は少ないです。
 山頂ではナナカマドが色づき始めていました。
 
 帰りは発哺に立ち寄り、西発哺温泉ホテルで立ち寄り湯。
 (タオル付700円)
 かなり高温の単純硫黄泉で、浴室からの眺望が良いです。


 ロビーから見る夕焼け。飯縄山がよく見えます。
 スキーシーズンに泊まりに来たくなるホテルとお湯でした。


 

 戸隠山に登ってきました。
 6月に続き、今年2回目。
 行きたいところはたくさんあるのに、戸隠には不思議な魅力があるので。


 鏡池から見た戸隠山。
 右が戸隠山、左は西岳。

800奥社入口
840奥社参拝。登山口へ。
 一時間の急登は、覚悟していたのでしのげた。
945百間長屋
 ここからは鎖場続き。



 気がつけば1800mを超え、戸隠スキー場方面が一望。


 
1055蟻の塔渡り!高いです。


 一生懸命渡る。

 気合を入れないと足が進まない…


 渡りました。


 振り返るとこんな眺め。


1130八方睨

 天気がよいので高妻山もくっきり。
 ちょうちょが入り込んでくれた。

 小休止のあと、稜線を登り降り登り降り登り降り

1225戸隠山山頂


 稜線の絶景


 一歩間違えば…と、どきどき。

1310九頭龍山山頂

 戸隠牧場が近くなると、本格的な下りとなる
1405一不動
 高妻への分岐。
 沢沿いのガレ場をひたすら下ります。

1445帯岩

 巨大な岩をトラバース
1500滑滝

1540牧場側の登山口着

 鎖場はアドベンチャーっぽく、達成感満載。

 岩場や日陰は滑りやすく緊張しますが、(雨の時は難易度ハネ上がりそう)
眺望が素晴らしいので、爽快です。

 山頂では紅葉が始まっていました。



 
 

写真をもらったので追加です。


横尾橋にて
(往路なのでまだまだ元気)


雷鳥♪
(彼は本懐を遂げた)


穂高神社奥社、明神池での結婚式に参列したS夫妻より。
幻想的です。

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「人口減少社会において中山間地域の活性化には、移住交流の促進や里山暮らしの再発見が大事」といった視点に対し、そもそも山の方に住むってどういうことかなを体感する戸隠暮らしもなんと5年目となりました。
この暮らしの豊かさと、自然の美しさ、ちょっと不便が創意工夫を生むこと、先人の知恵と歴史の厚みなどなどを、日々の発見とともに記録していきたいと思います。
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